個人のパーソナルな運気を見るのに適した鑑定が四柱推命です、と申し上げましたが、四柱推命でのあたる確立は大体80%ぐらいだと思っていてください。100%占いが当たってしまえば人は定められた星の通りにしか生きられないことになってしまいます。残り20%に変えていける可能性があるのです。
四柱推命の基礎になる、陰陽五行説(木 火 土 金 水の陰と陽)は全てのものを生かしてその中から変化する姿を学ぼうとする東洋的科学ですから、ある意味統計学とは違う科学の方式を使って運勢を考えていく技術だとおもってください。
東洋医学の考えにも人の体の中にも五行があります。例えば夏になると、夏は火の季節、大気中に火のエネルギーが強い影響を占めています。すると金気や水気の弱い生年月日の星の人にとっては、それが心や身体に影響しやすく火に剋される現象として現れます。
人は生年月日の星の中で、木 火 金 土 水の五行のどれかに所属します。例えば木の星に所属する人は、人を喜ばせ、人の役にたちたいと言う仁の気質を大切に思っています。火に生まれた方は人が人に対して長幼の順や礼節を重んじる事を大切にする傾向にあり、土の星に生まれた人は姿形をかえず、信頼と正直をモットーとし、金は義の星、プライドと意地を重んじます。そして水の星は智、賢さを大切とし得意としています。
人が幸せに世の中で生きていくにはどうしたらよいか・・それはそれどれがその星の一番役に立つ姿になっていけば、自然と運勢は開き大切にされ金運や結婚を呼ぶことができます。
例えば木の人なら、人を癒やし喜ばせる姿になることが一番ですし、そのように人の役にたつ姿になることが社会から必要とされ自分らしく生きていきやすいということになるのです。
実際に私のご相談者で木の人で美容師、エステシャン、鍼灸師、調理師など木の職業について活躍なさっているかたが大勢いてます。
生年月日の中には個性が偏って同じ星ばかりの人もいてますが、でもじつはその無いものも見ていきます。たとえば生年月日の星のなかに自分や家族の星ばかりあって、恋愛を呼ぶ星がなくても恋愛できないとは限りません。その可能性を引き出して、大きく膨らませてやれば十分恋愛もできるし、結婚相手にも出会えます。
また四柱推命の言葉とおり、推命という言葉にもメッセージが含まれています。断命ではありません。ですから運命は定まっていて変えることができないものでなく、推察、推理していく智慧だとお考え下さい。
運命というのは、自分自身が運勢を運ぶ自分のこころです。こころを持ち替えることにより運勢は変えられる、その可能性を持っています。